2021年10月31日

映画三昧の日々

コロナが流行する前から映画は趣味の一つでしたが、
コロナ過でめっきり見る回数が増えました。
緊急事態宣言中やまん延防止中は映画館に行くことは減りましたが、
代わりにAmazon Prime、Netflixで月に10本以上は見るようになり、
あまりに見過ぎて、前に見た映画を知らずに見始めて、
映画の途中で気が付くってことも数知れず
(ただの加齢による記憶障害ともいう)
最近は、やっと映画館で安心して見れる状況になってきて、
今月は2本見てきたのですが、両方ともすごく見ごたえのあるいい作品でした。

1つめが、ベネディクト・カンバーバッチ主演の
「クーリエ:最高機密の運び屋」
ざっくりしたストーリーは、全くの民間人の商社マン(カンバーバッジ)が、
CIA(アメリカ中央情報局)とMI6(英国秘密情報部)の依頼により、
ソ連(懐かしい響き)の軍の参謀のスパイから機密情報を持ち帰る仕事を
請け負うことになるストーリー。
内容をここで書いてしまうとネタバレになってしましそうなので割愛しますが、
スパイ映画って、ミッションインポッシブルや007のように派手なアクションが
ある映画よりも、静かに淡々とストーリーが進む方がハラハラドキドキしますね。
緊張感があるので全然見飽きません。
配役もとても良くて、登場人物みんな魅力的で演技も素晴らしいです。
特にカンバーバッチは、演技はもちろん、役作りも10キロの減量をして、
本当にやつれてて、捕らえられた短いワンシーンだったのですがとてもリアルでした。

クーリエ.jpg



















もう1つが邦画で「空白」
万引きした女子高生が、松坂桃李が演じるスーパーの店長に追われる途中、
車に跳ねられてしまうところから物語がスタートするのですが、
ほんのちょっとの間違いから、不幸の連鎖が加速していく。
女子高生の父親は、娘が無残な姿になった原因を探し、
スーパーの店員、引いた女性ドライバー、高校の担任と次々に怒りをぶつけ、
攻撃していくけど、最後に一番の原因に気づいて…
ある意味登場人物がみんな被害者なんだけど加害者でもある。
正しい行いって、実は一方的で立場や視点を変えると、別のものになってしまう。
正しさについて思い込みんだり、盲目的になる怖さを痛感しました。
脚本も演出も過度な表現を極力抑え、視聴者を一方向に誘導したりしないので、
見終わってもいろいろ考ええれる本当に見ごたえのある良い映画でした。
自分にとっての今年一番の映画はこの「空白」でした。

空白2.jpg




















映画館で見る映画ってやっぱりいいですね。

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posted by U-kai(とも) at 14:50 | Comment(0) | 日記
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